大工のぼやき
[五感住宅]高気密の重要性
2020/02/29|大工のぼやき
住宅には壁はもちろん、床、基礎、屋根、窓サッシと外気と接する部分が多くあります。そこで必要となるのが、断熱性と気密性になります。熱を逃さないための断熱材とその熱を家の中に収めておくのが気密性となります。
気密性は、例えば熱気球をイメージしていただければわかりやすいと思います。気球の内に熱を溜め込むことで気球は浮くことができますが、ここに穴が開いているとそこから暖めた空気が流れ出てしまい、浮くことができません。流れてしまう空気を防ぐことが気密をとることにつながります。
これが気密の重要性です。せっかく冷暖房で快適な温度にした室温も外に流れでてしまっては無駄になってしまいます。住宅では気球のように浮く必要はありませんが気密性だけではなく、断熱性をもたせることも重要となってきます。
住宅内を最適な温度に保ち、それを家全体に循環させることで家のどこにいても快適に過ごせる住宅になります。横井建築の五感住宅は、ここにさらに土塗壁による効果も加え、『空間~見る~』・『静寂~聞く~』・『香り~嗅ぐ~』・『幸せ~味わう~』・『質感~触れる~』を感じながら住まうことができる家を提供しております。
次回は、高断熱、高気密に続き、土塗り壁の効果についてご紹介いたします。
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